42歳 女性

主訴 不安感でお腹が詰まり食欲がなくなる

11月8日
ブログをみて初来店。幼い頃にアトピーでひどくはないが名残はある。
16歳 唇がかさつき便秘で不安喉のつかえが起こり始める。その後、月経痛や皮膚トラブルが重なる
23歳 お腹の詰まり感食欲がないため漢方治療を開始。数10件、漢方医や漢方薬局を渡り歩くが良くならない。
39歳 顔がかゆくなる。
42歳 2月に蕁麻疹が出はじめ、漢方薬局に行き、折衝飲合半夏厚朴湯合柴胡清肝湯合柴胡加竜骨牡蛎湯を主に、ストレスと肩こりが強いときは柴胡疎肝湯を、しぼられるような腹痛のときには帰耆建中湯を、肌にはケイ玉膏ビオチンを処方され服用したが全く効果がない。唯一、帰耆建中湯ケイ玉膏はいいような気がするとのこと。

《体質》
目の印象が強く肝虚陽性体質と思われる

《フィンガーテスト》
胆経虚、リンパ系実

《考察》
舌のコケ、おりもの、尿いずれも黄色っぽいことから内熱があることがわかる。
右脇下硬であるから肝実証になっての内熱とする。
蕁麻疹ができてる位置の多くは胆経。
この方は今まで合っていない漢方薬をいろいろ飲み変えたことで壊証(えしょう)になっていると思われます。
【壊証とは証が壊れた状態となり、本当の証がわからなくなっている状態。漢方家は証を決め、漢方薬を処方します】
胆経虚の反応もあるので壊証によく使う漢方薬A30日分(4,600円)をまずオススメすることにしました。
肝実証には漢方薬B30日分(5,750円)スーパー乳酸菌23日分(9,500円)をオススメしました。
オススメした内の2処方は、過去にツムラで服用したことがある漢方薬なので本当に効くのかとても不安とのこと。
オススメする根拠を2点説明。
ひとつは、ツムラ漢方と当店の漢方薬の生薬の選定、原典に沿った製造方法、国内一貫生産である等違いを説明。
もうひとつは、合っている漢方薬でも2種類以上同時に服用することで効き目が低下することを説明し、納得して購入いただきました。

11月18日
服用翌日から目の腫れ、圧迫感、口の苦味下の苔が少なくなりました。
服用4日目からだるさがなくなりやる気が出てきました。手足のほてり、冷え、かゆみ、腹の張り、首筋のコリ、胸苦しさ、 胃の諸症状、浮腫全て症状が軽減しました。よく眠れるし、不安がない、おりものの臭いもなく色も薄くなりました。のどの乾きまましです。
蕁麻疹は病院の薬を服用していても頻繁に出ていたのに今は出なくなりました。ただイライラした時だけ太ももの内側にたまに出る程度です。
壊証が改善すると、こうも良くなるものかと我ながら驚くかぎりです。

12月2日
壊証の漢方薬もなくなり、とても順調であるので、主訴である「不安感でお腹が詰まり食欲がなくなる」に移ろうと思いますが、少し疑問が残ります。本当に不安感が引き起こしてるのだろうか?
これだけ症状が改善してもなお、この症状は消えていません。
訴えているお腹のあたりを手の甲でフィンガーテストしてみると、その範囲だけ冷えの反応が強い。
いちど温めてみるように提案。漢方薬AとBを中断し、漢方薬C21日分(4,300円)漢方薬D21日分(4,580円)をオススメしました。

12月16日
満面の笑みで「人生バラ色というほど体調良いです!」とコメントいただきました。
普段なら月経中全く食べれないのが、友人とランチに行けるほどでした。尿量も多くなり、イライラもあまりなし。「10年近く悩んでいた症状はお腹の冷えだったんですね」ともおっしゃっていました。

その後、現在もスーパー乳酸菌を愛用中。
このトンネルに入り込んでしまったのは、お腹の冷えから起こっているトラブルだったのが、病院をはしごしてもまったく治らないという不安感にすり替わってしまったんですね。
みなさんも、長期にわたって病気が治らない場合、ぜひこつめ先生に相談ください。一緒にトンネルから出ましょうよ(o^^o)