ニキビは原因がマチマチで、スキンケアでよくなるニキビもあれば、体質を改善しなければならないニキビもあるんですよね。
それはニキビの悪化具合や経過日数で判断することになります。

当店の広告を見られた方が「孫がニキビで困っているので診て欲しい。」と相談に来られました。
「寝屋川市に住んでいるので今度来させるから予約します。」とのこと。
11月26日
19歳になる女の子のお孫さんが来店。
小学生時は喘息でよく入院していたが、中学生の頃からアトピーに転換
この頃にカゼから肝炎になり入院、以来手のひらが黄疸様に黄色くなったそうで、病院で相談すると「体質だから問題ない」といわれ
仕方なく自己判断でウコンを服用しているが別段変化はなしとのこと。
3年前から顔のニキビがひどく、病院で治療を始めるが1ヶ月間で少しも変化が感じられないと次から次へと治療を変え、現在に至るそうです。
成人式までには何とかして欲しいとお願いされる。

患部の状態
両頬が左右対称に赤く全体に平たいニキビだが、中にはかきキズや小豆大のニキビがある
紫色になっている部分もところどころにある
眉間部には小さなポツポツとしたニキビ(色は薄い)

問診
日中はかゆみなく、夜になるとひどくかゆい、知らず知らずに手が患部にいってるため母親に注意される
排尿が1日3回と異常に少ない
朝は口がカラカラになる
慢性の鼻づまり
便秘なので青汁を飲み排便している
のぼせる
夜中2時頃になると決まって目が覚める
生理の周期が30?40日といつも遅れ気味

ポイント
夜になるとかゆくなるのは、瘀血(おけつと読み、微小循環障害)か陰虚(血が乾いて熱を持つ状態)です。
患部に紫色の部位があることから瘀血の確認をしてみます。
「下腹部を押さえて痛むところはありますか?」
「右斜め下辺りが痛みます。」
「へその周りは硬いですか?」
「はい、硬いと思います。」
瘀血であることを確認。
眉間のニキビは水毒、排尿の少なさからもうかがえます。
両頬は肝臓の支配部位であるため、肝臓の炎症を確認してみます。
「肋骨のみぞおちラインに痛みは感じますか?」
「そういえば机にもたれたときに痛みを感じます」
肝炎の影響で肋骨のみぞおちラインに炎症を確認。
良導絡ではカルシウム不足が指摘されていたので、カルシウム剤が体質に合うことをアドバイスしました。
炎症を押さえる漢方薬A20日分(8,190円)
瘀血の漢方薬B15日分(3,980円)
水毒の漢方薬C15日分(3,980円)
をおすすめした。

12月10日
赤みが見た目70%ほど減り、ご本人も大喜び!
夜も手がニキビにいかなくなっていることを母親から言われているとのこと。
のぼせ、鼻炎、便通、口の乾き、夜間の目覚めが全て消失し、漢方薬のすごさを再実感されたよう。
親玉のニキビがアゴと右頬に発見、頬の赤みがあまりないので逆に目立つ形になっています。
そこで、前回同様の漢方薬をおすすめしました。

12月24日
「年を越す前に患部のニキビを見せに来てね。」と言っておいたので、遠方にもかかわらず来ていただきました。
赤みが80%消失し、親玉ニキビはパンクしていましたが、少しずれて親玉ニキビが顔を出していました。
前回、カルシウムを摂るようにとのアドバイスから、祖母が飲んでいたカルシウム剤をもらい飲んでいるそうですが、イライラしにくくなったとのことです。
手のひらの黄色がマシになっていることも確認。本人も自覚しているとのこと。

前回同様の漢方薬を買って帰られました。

「成人式にはもっと良くなれ!」と心の中でエールを送っています・・・