13歳 中学生 女の子
3月2日
お母さんは看護師をされています。

2、3歳頃から膝(ひざ)の裏が赤くなり、かゆみが出始めました。
皮膚科で受診すると猫アレルギーの反応があり、現在の症状に対してはステロイド剤が処方され、一時は治まりました。
同時期に鼠蹊部(そけいぶ)ヘルニアで、手術を2回受けました。

10歳の頃、目の周りがかゆくなり、眼科で受診すると花粉症と診断され、それ以来、毎年春に花粉症が発症します。

昨年の4月に花見へ行った夜から全身にじんましんが出て、それ以来、軽症ですがアレルギー皮膚炎が続いていました。

12月頃からは、そのアレルギー皮膚炎が少しずつ悪化し、1月には眠れないほどのかゆみが続きました。
ステロイド剤は極力使用したくないため、アレルギー皮膚炎にはアズノールとワセリン、花粉症にはコルゲン鼻炎で対処してきました。

アレルギー皮膚炎や花粉症の症状など、現在のアレルギー体質を漢方薬で治したいということで、今回ご相談に来られました。

問診

  • 皮膚炎症と湿疹部
    • 眉間
    • 小鼻横
    • 鼻の下
    • 口の周り
    • 右肘裏(皮膚がカチカチ)
    • 左膝裏(皮膚がカチカチ)
    • 手首
    • よく口の横が切れる
  • 体質
    • 全身細くやせている
    • 食べるとすぐお腹いっぱいになる
    • 排便は1、2日に1回 便は軟らかめ
    • 排尿は、たまに気持ちよく出ない時がある
    • 眠りにつくまで1時間はかかる
    • 朝は喉がカラカラで、コップ2杯水を飲む
    • 嘔吐感がある
    • お腹がゴロゴロ鳴る
    • 舌先が赤い

患部と体質を総合してみると、胃が冷えやすく機能が低下しているのがわかります。
皮膚の「膚」の文字からもわかるように、皮膚と胃は関連性があることを物語っています。

消化器の働きを高め抵抗力をつけ、皮膚膜を強化させるための漢方薬A32日分(5,040円)と漢方薬B43日分(3,990円)のセットと、今まで消化器が弱かったため、体に入れたまま溜め込んでしまっている防腐剤・添加物・科学物質などを排出するためのササヘルス2ケ月分(9,765円)をおすすめしました。

アイスクリームが好きだというので、甘いものや冷たいものはやめるように約束してもらいました。

3月18日

  • 顔・手首の湿疹減少
  • 便がほぼ毎日出るようになった
  • 布団に入って10分で眠れるようになった
  • 喉の渇きがなくなった
  • 舌先の赤みが減少

3月30日
メンゲン反応(よくなり始める前に、悪いものが表に顔を出す反応)で一度症状が悪化し、慌てたお母さんが病院へ連れて行ったそうです。
病院では、ステロイド剤を処方されました。
子供さん曰く、一度悪化した症状は、病院へ行く直前には、少しマシになってきていたとのこと。
ステロイド剤を塗ってから、見た目は魔法のようにきれいになっていました。
しかし、こういう事を繰り返して、こじれてしまった人がたくさんいるということをお母さんに話し、アレルギー皮膚炎が完治するまで、二度と気持ちがブレないように再度自覚していただくことと、「病院へ行く前には一言伝えて下さいね。」とのお約束をしていただきました。

4月12日

  • 顔のかゆみ減少
  • 食欲が出てきた
  • 排便が毎日ある

4月26日

  • 少しずつ顔の炎症がなくなってきていると母子ともに納得
  • 朝起きやすくなった
  • 以前のように体が火照らない

5月11日

  • 硬かった皮膚も少しやわらかくなっている
  • 体重も増えだした

5月24日

  • 顔はわからないほどきれいになっている
  • 肘膝はもう少しで完治しそう
  • 例年この時期は花粉症で困っていたが、今年は花粉症の症状が出ていないとお母さんも笑顔

これからも気を抜かないよう養生しましょうね!(^O^)