現代医学では、アレルギー物質だけが表立って言われ除去や除菌など避けることがまず考えられますが、
東洋医学では、アレルギー物質も原因のひとつ、
外からの影響を受けやすい防御機能が低下している身体も原因のひとつであると考えます。
逃げたり避けたりするのではなく、戦うことを優先するのです。

現代では卵を避けて生活するのは大変困難です。

今日はそんな卵アレルギーの症状でお悩みのお客様がご来店されました。

6歳 女の子

初診 H21年10月23日
以前、別のお客様の紹介で来店され、お子様の咳が治らないという相談を受け、
漢方をおすすめしたところ劇的に効き、大変喜ばれたことがありました。
その経緯で、今回、卵アレルギーの症状も漢方で治したいと相談に来られたわけです。
卵を食べると呼吸ができなくなってしまうそうです。
乳児のときにアトピー性皮膚炎と診断され、
アレルギー検査では多種に亘るアレルギー反応が出ました。
今はアトピー性皮膚炎は影を潜め、喘息と診断されているそうです。
病院での卵アレルギーの治療方法とは、卵を食べさせ少しずつ慣れさせ
卵アレルギーの症状を治療していくというものだそうですが、
食べると呼吸が苦しくなるので、本人も母親も非常に辛く負担のあるものだったそうです。

なんとか体質が変わってくれないか、
苦しまないで卵アレルギーの症状を改善できないものかと相談を受けました。

問診
肌は全体にザラザラとし、体毛が多めです。
排便は下痢とコロコロ便を繰り返しています。
卵を少しでも口にすると、すぐにトイレへ直行。
目の裏と爪が白色で、左右の指先がガサガサになっています。

ポイント
肌のザラつきは消化器の弱さを反映しています。
便の状態からも消化器の弱さが診て取れます。
体毛の多さは、肺の発散力が弱いために肺=皮膚を守ろうと毛で覆われるのです。
目と爪が白いのは血が少ないためです。
消化器を強くして血を増やし、肺の発散力を高めてあげれば強い肉体になりますね。
この3つの効果をひとつで兼ねる漢方薬20日分(4,200円)
と寒風摩擦をしてもらうことをおすすめしました。

12月1日
皮膚がスベスベしてきました。
便通がよくなってきました。
卵も少しずつ食べれるようになり、
卵アレルギーの症状も緩和してきています。
同じ漢方薬をご購入。

H22年1月14日
家族が風邪をひく中、6歳のその娘さんだけが元気とのこと。
例年なら必ず伝染っていたそうです。
園でも下痢嘔吐が相次ぐ中、元気に走り回っているそうです。
「なんだか身体が強くなったように思う」とお母さん。
同じ漢方薬をご購入。

お子様の場合は、これぐらいの期間でよくなります。
但し、体質はそう簡単には変わりませんので、
カウンセリングで教わったアドバイス(寒風摩擦や食養生など)を
気長に行なっていく必要があります。
漢方薬はそれまでの助っ人とお考えくださいね。