他人とのコミニケーションに恐怖や不安を感じて、生活に支障が出るのが社交不安症です。
面談などで考え方や行動の癖を少しずつ直していく認知行動療法がありますが、うつ病以外は保険適応外であったため治療として行えませんでしたが、今年4月からようやく保険適応になりました。読売新聞夕刊でも取り上げられています。

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認知行動療法が保険で使える範囲の拡大
2010年4月 うつ病

2016年4月 うつ病、社交不安症、強迫症、パニック症、心的外傷後ストレス障害(PTSD)

どのような治療なのか?
社交不安症の方は、自分の内面に注意が過剰に集中する傾向があるため、注意を外に少しずつ向けていきます。はじめは、部屋の模様などの「物」から「俳優の洋服」→「親友の顔の特徴」へと段階を踏んで意識を向けさせます。
また、自分が発言する様子を録画して見直すことも。『思ったよりも声が震えていないし、顔も赤くない』と客観的に把握させます。

効果は?
抗うつ剤と認知行動療法を組み合わせると、抗うつ薬で改善しなかった患者42人を2班に分け、片方は抗うつ薬治療を継続し、もう片方にはそれに認知行動療法を併用し、効果を比較したところ、4ヶ月後、抗うつ薬だけの版では目立った回復は見られなかったが、認知行動療法を併用した版の48%でほぼ症状が消えたそうです。

漢方薬では?
恐れや驚くという感情は腎に支配されています。
体質的に腎が弱い場合や、何らかの影響で腎が弱くなる場合、性格も少しずつ恐れやすくなったり、オドオドしたり、緊張しやすくなったりします。
そんな時に使う漢方薬は、苓桂甘棗湯、苓桂朮甘湯、桂枝加竜骨牡蠣湯、柴胡加竜骨牡蠣湯、柴胡桂枝乾姜湯、加味帰脾湯などがあります。

心の病気でお困りの方、病院のおくすりに抵抗がある方、脱病院を目指している方は、ぜひご相談ください。(^O^)/
電話やLINEによる動画カウンセリングも行っています。