日本薬局製剤研究会主催の漢方勉強会講師を努めさせていただきました。テーマは年々増え続ける花粉症です。対策についてお話ししました。内容を一部ご紹介します。

花粉症対策はこれだ!
西洋医学では花粉症の原因を、花粉、PM2.5、黄砂、ハウスダストなどのアレルゲンが全てと考えます。対策として、血管を収縮させたり、中枢神経に作用し免疫反応を鈍らせたりして症状を緩和します。また、鼻の粘膜を焼いたり、微量のアレルゲンを服用し続け慣れさせるという治療もあります。

一方、東洋医学では花粉症の原因を、外邪(アレルゲン)から守る機能が低下しているのが原因であると考えます。守る力の弱りは消化器や呼吸器の力不足と考えます。呼吸が浅いことと暴飲暴食が原因であると言っても過言ではないでしょう。ですから、対策を考えるのであれば、消化器や呼吸器の機能を回復させる薬方を考えなければなりません。また、解毒能力が低下して花粉症を起こす場合もあります。

消化器も呼吸器も解毒力も弱ってないけどなあ?…という方は次の事を確認ください。1つでもあてはまれば消化器、呼吸器、解毒力低下のいづれかの原因があてはまります。

  • 人ごみに行くと疲れる
  • 階段を昇ると息が切れる
  • 食欲にムラがある
  • 手足がだるくなる
  • 手足がベタつきやすい
  • 舌にべっとりとした苔がつく

鼻詰まりというのは鼻の浮腫(むくみ)であり水滞です。肺の気が弱くなることで水滞が起こります。甘草、乾姜、細辛で肺を温めて解消します。逆に冷やすと通る場合は熱を持っています。黄連、黄芩、牛黄、牡丹皮などで熱を取ります。

毎年花粉症でお悩みの方は、薄着や乾布摩擦、冷水浴などの皮膚の鍛錬によって自律神経を鍛えましょう。また、夜間に副交感神経が作動していない場合があるため、睡眠の質を上げてオンとオフの切り替えをリセットさせましょう。

花粉症対策でお困りの方はぜひ大阪守口門真のお薬本舗モリグチビッグ こつめ先生までご相談ください。