痛みの症状でもいろいろな表現方法がありますね。
うずく、じわあっと、引きつるように、ズッキンズッキンなど様々です。

今回のお客様は「重だるい足の痛み」ということで漢方相談に見えられました。

初診
平成21年9月5日
パチンコ店の店員をされている23歳の男性
昔ダンスのレッスンで怪我をして以降、足の痛み 重だるい症状で悩んでおられました。
当初は生活に支障をきたすほどではなかったそうですが、パチンコ店に就職してからは、クーラーの冷えと立ち仕事で症状が悪化、我慢できなくなり漢方相談をしてみる気になられたそうです。

患部
左足 側面

足の痛みの悪化原因
疲労、座位 (歩いているとかえって痛まない)

足の痛みの悪化時間

足の痛み他の副症状
手足が冷えるとしびれる、下痢軟便、上半身のほてり、アレルギー疾患(鼻づまり、鼻水)、不眠、イライラ、めまい、のどの痛み、目が疲れる、胃がムカムカする、腰痛、胸と背中が息苦しい、全身汗かき
若いのに副症状が多い

経歴
学生時代は登校拒否ぎみ
一時期ボクシングをしていた

体格
肌肉薄く、胃腸が弱い感じを受ける

ポイント
登校拒否の子供は十中八九、消化器が未発達です。
体格と併せて考えて、若いのに治りにくいのはお腹の弱さが要因しているように思われます。
そこで、さらにお腹の問診をしました。
食べた後トイレに行きたくなる
すぐにお腹をこわす
手足が重だるい
甘いものが欲しくなる など

確証がとれたので消化器(漢方では脾という)から治していかなければいけないと考えました。

疲れからくる痛み『虚労病』として漢方薬A30日分(3,980円)と、夜に痛むということで、漢方では血の道の病となることから漢方薬B18日分(3,885円)をおすすめしました。

以後なんの音沙汰もなかったのですが、今日久しぶりにご来店。
前回漢方薬服用後、足の痛み 重だるい症状がすぐに楽になり、排便も良い形の便が出ていたとご報告頂きました。
この頃また調子が悪くなってきたので来店されたそうで、漢方薬を前回のセットでご購入。
今回時間があるというので、良導絡で測定してみることに。
すると、小腸、大腸、脾の順で左右のバランスが崩れていることが判明。
これを見たご本人から「幼い頃から右手の小指が伸びにくかったり、急に冷たくなったりするけど関係ありますか?」とのご質問。
「小指は小腸経という経絡が走っているので関係あります。幼い頃からということは、体質的に消化器が弱いのでしょう。」と説明。
砂糖の含まれるものは避け、足の痛みがとれても漢方薬Aだけ続けるほうが賢明であるとアドバイスしました。

体質と怪我の後遺症が交差した一例でした。