60代 女性 内職

頬だけがかゆいというのは珍しい相談です。

3年前から左の頬だけがかゆくなりだしました。
見た目には赤くも湿疹にもなっていません。
この情報だけではどうしようもありません。

問診
3年前に緑内障の手術を受けましたが、本人はこれとは関係ないといいます。
いつも微熱を感じカゼかと思い体温を計るとなんともないのです。
内職で座っていることが多いです。
押入れの掃除をすると鼻水が出ます。
肌全体大理石のように冷やっとしています。左頬も冷たいです。
朝方手がこわばります。
耳鳴りが長く続いています。
ゲップ、胃が張る、ガスが良く出る。
食欲がまったくありません。
立ちくらみ、貧血、爪縦割れ
顔色は透き通るほど白いです。
排尿回数1日10回
手足ひどく冷える、背中はいつもゾクゾクしています。
疲れやすいです。
血流計で測定すると「乏血型」と判断されました。

ポイント
左は血の問題、頬は肝の問題が考えられます。
問診から察すると、血が不足して冷えているのがわかります。
血の不足が深刻なため
肝の血を増やす漢方薬A22日分(3,780円)
胃の働きを高めて血を造る力をつける漢方薬B22日分(4,830円)
血の原料となるアミノ酸栄養剤液17日分(3,045円)
をおすすめしました。
と温熱療法を併せてしていただくようアドバイスしました。

11月12日
顔に赤みがでてきました。
何日か切れて飲んでいなかったが、身体全体温かくなってきました。
疲れにくく調子がいいです。
胸の辺りがすっきりしています。
かゆみはかわらずあります。
飲み忘れが多いです。
血流計「乏血型」
アミノ酸栄養剤だけ購入。

11月14日
かゆみ10→8に減りました。
立ちくらみ、胃の張り、食欲状態、肩こりなどがなくなりました。
手足の冷えは足先だけが冷えます。
血流計「平坦型」血が少し増えてきました。
漢方薬Aと漢方薬Bを購入

12月2日
アミノ酸栄養剤を2本購入

12月12日
かゆみ10→2まで減少。
頬はすっかり温かいです。
よく夢を見て眠った気がしなかったが最近は夢を見なくなりぐっすり眠れています。
食事がおいしく量が増えました。
爪の縦筋が減ってきました。
便の形が細かったのに太くなってきました。
手のこわばりと耳鳴りは改善していません。
血流計「平坦型」
12月は内職が忙しいせいかこの頃ふらっとするというのでアミノ酸栄養剤を2倍飲んでいただくようアドバイスしました。
漢方薬Aと漢方薬Bとアミノ酸栄養剤を2本購入

1月12日
かゆみ10→1
手のこわばりをたずねるとすっかり忘れていたそうです。
耳鳴りは変化なしです。耳鳴りは難治ですねえ。
アミノ酸栄養剤を2倍飲んでいたおかげかとうとう血流計が正常な「スワン型」になっていました。血が増えた証拠です。
体温を計ってもらうと37℃でした。
漢方薬Aと漢方薬Bとアミノ酸栄養剤を2本購入

次回ぐらい漢方薬Aを廃薬できそうですね。
問診をしっかり行なえばあらゆる疾患に対応できる一例でした。