30代 女性
7月17日
風邪で葛根湯(かっこんとう)を買いに来られた。

「いつも葛根湯を服用するんですか?」と尋ねると、
「病院ではいつも葛根湯を処方してもらっています。」という。

念のため症状を伺うと、風邪のひきはじめで、が出るという。
「寒気は?」
「ありません。」
「どんなときにがつらいですか?」
「寝ようとすると込んで眠れません。」
のときはゴロゴロ鳴りませんか?」
「鳴ります。」
ちょうどをされたので、音を聞くと確かに「ゴロゴロ」と鳴った。

そこで「漢方薬の場合、風邪のひきはじめといってもざっと10種類以上もあるんですよ。
いつでも葛根湯ではすぐに治りませんよ。」と説明。
「今の症状ですと、肺の周囲にが多く、そのによって肺が冷やされてが出ています。
冷気を吸うとが出ませんか?」
「あっ、はい。出ます。」

以上のことから、を温めてすみやかに排出する漢方薬3日分(1,500円)をおすすめしました。

7月20日
「楽になりました。」とご来店。
念のために同じ漢方薬をもう3日分欲しいとご購入。

病院では、風邪のひきはじめで、元気な人は葛根湯、虚弱な人は麻黄附子細辛湯(まおうぶしさいしんとう)の使い分けしかしていないようです。

漢方は、症状を音や顔色など五感を使って判断し、処方する漢方薬をより詳細に絞り込みます。

風邪などの急性病で漢方薬を飲んでいるが、なかなか治らないという方は、一度相談にお越し下さい。