60代 女性
平成18年11月7日
今年になってから急に高くなった高血圧の原因を改善したいという相談を受けました。
病院の薬は一生服用しないといけないので、通院したくないということです。
最高血圧は159 最低血圧は119 体型はポッチャリ型 顔色は赤みが浮いた感じです。

高血圧の原因は病名だけではわからないので、他の症状から推測していきます。

    • 朝方しびれる
    • 足がつる
    • 排尿力が弱い
    • 耳が塞がった感じ
    • 動悸
    • 足先はほてる
    • 顔がむくむ

これらの症状から血液の中の水分が不足し血が粘り、血管の中をスムーズに流れにくくなっていることを反映していると思われます。

高血圧の原因である血液の粘りは、腎が持つラジエーター的役割の不足です。ラジエーターとは車のエンジンが高温にならないために冷却される水のことであります。
エンジンは心臓部分のことであります。
よって、心臓部分に熱を持つと高血圧の原因となり、同時に動悸や顔の赤みを引き起こします。
腎の潤す力を補い、血液をサラサラにさせることで心臓の負担を減らせば血圧も下がると考えました。
それに加えて、手のひらと内くるぶしの血管が浮いて目だっていたため、オ血(血液ドロドロや古い血のこと)もあると考え、オ血剤で抹消血管の掃除もしたほうがいいと判断しました。
腎に働く漢方薬30日分(8,715円) 抹消血管の掃除に田七製剤30日分(13,650円)同時に服用していただきました。

11月8日
ひと晩で肩の張りが取れ、顔のむくみが減少し、最低血圧が85まで下がりました。
本人もビックリした様子で「期待して服用します。」とのことでした。

11月25日
最高血圧149 最低血圧85 高血圧の原因が解消されてきたのでしょう、首こりが楽になり、一番驚いたとおっしゃるのが、長年続いていた膝下の足のだるさが解消したことだそうです。
以後、パッタリお顔を見せにならなくなりました。

平成23年11月22日
5年が経過したある日、検診で久しぶりに血圧測定してみると最高血圧180 最低血圧120だったので慌てて来店されました。
高血圧の原因は恐らく同じだろうと判断し、5年前と同じものをお出ししました。

12月8日
服用5日目から効果が現れ最高血圧175、以後毎日少しずつ下がり最高血圧150 最低血圧90に下がりました。
再発した膝下の足のだるさも消失し、階段を恐る恐る下りなくてすむようになりました。同時に、頻尿も改善し尿がよく出るとお喜びのご様子。

今回は懲りたのか、「今度はまじめに続けます。」とおっしゃったものの、この日に購入したのを最後に来られなくなりました。

漢方薬は身体をベストポジションにする目的のものです。不足している部分を補うための漢方薬は予防として続けたほうがいいと思うのですが、喉元過ぎれば熱さ忘れるですね、元気ならいいかな・・・(´^ω^`)