疳の虫に漢方薬

小学生をお持ちのお父さん、お母さん。
赤ちゃんのいるお父さん、お母さん。
疳の虫(かんのむし)を治すのには、漢方薬が有効ですよ!

疳の虫とは

手に負えないほどキイキイわめく、奇声を発する、かみつく、夜泣きをする、ひきつけを起こすなど、あなたのお子さんがそのどれかに当てはまることはありませんか?

それはすべて小児ヒステリーで、俗に疳の虫(かんのむし)と呼ばれています。

疳の虫(かんのむし)は、「虫の居所が悪い」などと表現しますが、実際には虫など居ません(笑)
心理的な要因があり、その感情を言葉や動きで発散できないことから、疳の虫(かんのむし)として上記のような態度で表します。

小学生の場合、例えば外で走り回って体を使って遊んだり運動したりが足りない、赤ちゃんの場合、寝ていることが多く動くことが少ない、上記でいう動きで発散できないとはそういうことです。

疳の虫(かんのむし)がひどい場合、壁に自分の頭をガンガンたたきつけたりするツワモノもいます。

疳の虫(かんのむし) を封じる伝統儀式 もあります。

疳の虫(かんのむし)を封じる伝統儀式として、赤ちゃんにつく悪い虫を追い払うというお彼岸行事「虫切加持(むしきりかじ)」が、300年前から山梨県のお寺でおこなわれています。

住職が食紅で、男の子は左手に、女の子は右手に、虫封じの梵字を書き、お経を唱えるというものです。

そんな昔から、疳の虫(かんのむし)には家族が困らされ、何とかしようとしていたのですね。

疳の虫(かんのむし)の原因は消化不良

上記画像『五行の色体表』の黄色の列をご覧ください。
『脾』と『胃』という漢字がありますね。
それと同じ黄色の列に『甘』と『牛』という漢字もあります。
この同じ色の列に記載されているものは、直接的に深く関わっているものです。

甘いものを食べ過ぎると消化が衰え、食べ物が停滞してしまいます。
肉を食べ過ぎると、内に熱がこもります。
そして、深く関わる 『脾』と『胃』 に悪い影響を及ぼします。

東洋の医学書には、疳の虫(かんのむし)のことが記されており、疳の虫(かんのむし)の疳とは「脾疳(ひかん)」のことで、脾疳とは、腹部膨満感(ふくぶぼうまんかん)や異常食欲のことをいいます。

ある文献には、
“疳の病いは、すべて胃腸の病いであり、大病や吐いたり下したりすることで体液が消耗し、脾胃虚弱(ひいきょじゃく)となり起こる。
小児の疳病は、乳を止め、離乳食を早めることによって起こる。”
と記されています。

上記画像『五行の相関図』をご覧ください。

五行で『脾』は『土』、『肝』は『木』にあたります。
『木』から『土』に点線の矢印が出ていますよね。
これは「肝は脾を剋す」ということの表しで、五行説では、『脾』を剋(こく)しているのは『肝』となります。

『土』が弱っていると、『木』は栄養をもらえず元気に成長することができなくなります。

『脾』は生命エネルギーを産み、『肝』は自律神経系をつかさどり、その中でも怒りの感情を支配しています。

そのため五行でいうところの『土』(=『脾』)が弱れば、『木』(=『肝』)が影響を受け、自律神経が不調をきたし、『肝』が支配する怒りの感情が表れるというわけです。

つまりは、 疳の虫(かんのむし) は、消化不良になったところから端を発するわけで、わかりやすくいえば、原因は消化不良といういうことになります。

疳の虫(かんのむし)に有効な漢方薬は何?

東洋医学で考えると 根本的改善は脾虚です。

その 脾虚を改善する漢方薬としては、麝香(じゃこう)、牛黄(ごおう)、甘草(かんぞう)、大棗(たいそう)、当帰(とうき)、地黄(じおう)、釣藤鉤(ちょうとうこう)、柴胡(さいこ)、黄芩(おうごん)などを配合した漢方薬があります。

疳の虫(かんのむし)は、それらの漢方薬を服用することをおすすめします。
驚くほど落ち着いてきます。

小学生赤ちゃん疳の虫(かんのむし)に漢方薬を利用して、子育てのストレスを減らし、家族円満な生活を送りませんか?

疳の虫(かんのむし)が強い小学生赤ちゃんのいるお父さん、お母さん、ぜひご相談ください 。(^o^)丿