72歳 男性 ビル管理会社勤務

主訴 胃が不調で食欲がないしで食べれない

62歳 膀胱頸部硬化症(娘夫婦と同居し始めて以降体調が悪い)
66歳 胃下垂 病院より六君子湯を処方
68歳 肺結核
71歳5月 疲れやすい、食べれない、息苦しい。右の鼻の通りが悪いので、当店近くの耳鼻科へ鼻通しと、謎のエネルギー注入をしてもらいに通院していましたこともあり補中益気湯と十全大補湯を処方
その後、漢方薬を服用してはいるが症状は改善されず。

3月2日
良くならないまま半年以上が経過。いつも通り通院したある日、いちど本格的な漢方店で診てもらいたかったということもあり、当店の漢方の看板を見て初入店。「なんとか食べれるようになりたい」と相談されました。
本人曰く、ビル管理の仕事をしており、クーラーの風が直接あたってたのをずっと辛抱して発病したとのこと。メンタル面では、仕事に行く前は火災が起こったらどうしようかなとついつい悪いことを考え必要以上に緊張してしまうらしいです。他の症状にゲップが多く、頻尿でもある。
こちらのお父さん、72歳になった今も8人の孫さんに学を与えたいがため、学費を稼ぐため老体にムチ打ってがんばってるという涙ぐましい努力に、こつめ先生は感銘を受け、なんとか食べれるようにしてあげたいと強く思うのでした。

《望診》頬がこけてて、あきらかに脾虚
《腹証》みぞおちがつかえ硬い(心下痞硬)、脇下が張っている(胸脇苦満)
《フィンガーテスト》胃経虚、心経平

さて、こつめ先生!食欲がないし、食べれない訴えにどう応える?

《考察》心下痞硬が実か虚かだが、食べれないのだから虚だ。フィンガーテストの反応からも胃が虚しているし、頬の状態からも胃腸が弱っているのだと思われる。この方には胃腸のエネルギーを増やす双参5日分(4,800円)と肉づきが悪いので、食事がわりにスーパーアミノ酸17日分(2,900円)と5日間だけ気の巡りをよくする漢方薬(2,500円)をおすすめしました。

3月8日
食欲は増したが、すぐに満腹になる様子。2日目の夜、みぞおちの辺りがうなりだし、それ以降、みぞおちはやわらかくなって調子が良い。ゲップは2日間なしで4日間多かった。尿の勢いに関してここ2日勢いが良い。スーパーアミノ酸はすごく効きめを実感していて、睡眠薬を飲んで寝ているが、4時間寝ただけでとても充実しているとのことです。

3月20日
心下痞硬にかんしてはもう問題ないとのことです。体重が1kg増量しているので順調です。頻尿の回数も減り、相談はされていませんが、右の鼻の通りも良くなっているとのこと。こんなに短期間で改善して喜んでもいいと思うのだが、不調にばかり目を向ける傾向がある。

3月26日
予約時間を過ぎてもお越しになられないので、心配で電話をかけると、昨日、病院で肺結核の兆候があると診断され、漢方薬を飲めなくなったとのこと。
せっかく順調に改善していたのにとても残念です(*´ω`*)今後仕事への影響が心配です。

みなさんも、今の治療が思わしくなければ、少しでも早く漢方治療に踏み切りませんか?
救急の西洋、慢性の漢方です( ̄^ ̄)ゞ